楽天モバイルは地下鉄でつながらない?
実態と対処法
結論:以前より改善しているが、一部区間では弱い
結論から言うと、楽天モバイルの地下鉄での電波状況は以前と比べてかなり改善されています。 東京メトロや都営地下鉄の主要路線では、駅ホームでの通信はほぼ問題なくなっています。
ただし、駅間の走行中や一部の古いトンネル区間では、電波が途切れたり弱くなったりすることがまだあります。 筆者の体感では、「駅に着けばつながる、走行中はたまに途切れる」というイメージです。
地下鉄でつながりにくい原因
原因1:地下への電波の届きにくさ
スマホの電波は地上の基地局から届いています。地下鉄は地中深くを走るため、地上からの電波が物理的に届きにくい環境です。 これは全キャリア共通の課題ですが、楽天モバイルは地下への基地局設置がまだ発展途上です。
原因2:楽天モバイルの周波数帯の特性
楽天モバイルが主に使うBand 3(1.7GHz帯)は、壁やコンクリートを透過する力が弱い特性があります。 大手キャリアが長年使ってきたプラチナバンド(700〜900MHz帯)は障害物に強いため、地下でも比較的つながりやすいのです。
原因3:地下基地局の整備状況
地下鉄の駅やトンネルにはキャリア各社が専用の基地局を設置しています。 楽天モバイルはこの設置を急ピッチで進めていますが、大手3社と比べるとカバー率にまだ差があるのが現状です。
路線・エリア別の傾向
東京(東京メトロ・都営地下鉄)
主要路線の駅ホームでは概ね良好。山手線内側の駅間走行中もつながることが多くなっています。 ただし、千代田線の一部区間や大江戸線の深い駅では弱いことがあります。
大阪(Osaka Metro)
御堂筋線・谷町線など主要路線の駅ホームはほぼ問題なし。 長堀鶴見緑地線など比較的新しい路線はトンネル区間でも比較的安定しています。
その他の都市
名古屋・福岡・仙台・札幌の地下鉄でも主要駅のホームではつながる傾向にありますが、 路線や駅によってばらつきがあります。
※ 上記は筆者やユーザー報告をもとにした傾向であり、すべての駅・区間での接続を保証するものではありません。
地下鉄で圏外になったときの対処法
対処法1:機内モードのオン・オフ
地上に出ても圏外のままの場合は、機内モードを一度オンにして5秒後にオフにしましょう。 スマホが電波を再検索し、最適な基地局に接続し直します。
対処法2:Wi-Fiスポットを活用する
東京メトロやJR各線の駅では無料Wi-Fiが利用できる場合があります。 急ぎの連絡が必要なときは、駅のWi-Fiスポットに接続するのも有効です。
対処法3:オフラインコンテンツを準備する
通勤時に音楽や動画を楽しみたい場合は、事前にダウンロードしておくと安心です。 SpotifyやYouTube Premiumにはオフライン再生機能があります。
対処法4:乗車前にメッセージを確認しておく
地下鉄に乗る前にLINEやメールをチェックしておく習慣をつけると、走行中に圏外になっても困りにくくなります。
改善は進んでいるのか?
はい、着実に改善が進んでいます。
- 地下基地局の設置拡大 — 楽天モバイルは地下鉄やショッピングモール内の基地局を順次増設中
- プラチナバンドの展開 — 2024年に700MHz帯の運用が開始。壁やコンクリートを透過しやすい周波数帯で、地下での電波改善が期待されます
- JAXA衛星通信の研究 — 将来的には衛星からの通信で「圏外」そのものを減らす取り組みも進行中
「1年前はつながらなかった駅でつながるようになった」という声もSNSでは見かけるようになっています。
よくある質問
Q. 地下鉄で完全に圏外になることはある?
駅間の走行中に一時的に圏外になることはあります。ただし、駅に到着すればほぼつながります。 完全に使えないという状況は、以前と比べてかなり減っています。
Q. 大手キャリアなら地下鉄で問題ない?
大手キャリアは地下基地局の設置が進んでいるため、楽天モバイルより安定している傾向があります。 ただし、大手でも走行中に一時的に途切れることはあります。
Q. 通勤で毎日地下鉄を使うけど、楽天モバイルにして大丈夫?
駅ホームではほぼ問題なく使えるため、多くの方は支障ないと感じるでしょう。 走行中に動画をストリーミング再生したい場合は、事前ダウンロードがおすすめです。
まとめ
楽天モバイルの地下鉄での電波状況は年々改善されており、駅ホームではほぼ問題なく使えるレベルになっています。 走行中の一部区間ではまだ弱い場面がありますが、プラチナバンドの展開でさらなる改善が見込まれます。
月額3,278円でデータ無制限という料金の強みを考えると、地下鉄での多少の不便は許容できるという方も多いのではないでしょうか。